これは何なんだろうということで、調べてみると、W3C DOM Level2 のイベントモデルでイベントハンドリングを行う際に使う関数だということがわかりました。
もう少し調べてみると、このDOM Level2、FirefoxなどMozilla系のブラウザには実装されているようなのですが、IEには実装されていないため、addEventListenerが使えず、そのかわりに同等の機能をもったattachEventという関数が定義されているそうです。
将来的にはIEもDOM Level2をサポートして、addEventListenerが使えるようになると思いますが、現状では、ブラウザを判定してaddEventListenerを使うか、attachEventを使うかを切り替える必要がありそうです。うーん、めんどくさい。。
なので、ブラウザに依存しない前回書いた方法もまんざら無駄骨ということもなかったかな、と思っていたんですが、昨日友人にイベントの登録はprototype使えば簡単にできるよといわれ、無駄骨だったことが確定しましたw
prototype.jsを使ったonload時に実行するfunctionの登録はこんな感じです。
>
<
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml">
<head>
<title>Event observe sample</title>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=euc-jp">
<script type="text/javascript" src="/js/prototype-1.3.1.js"></script>
<script type="text/javascript">
function foo() {alert('foo')}
function bar() {alert('bar')}
function baz() {alert('baz')}
Event.observe(window, 'load', foo, false);
Event.observe(window, 'load', bar, false);
Event.observe(window, 'load', baz, false);
</script>
</head>
<body></body>
</html>
prototype.jsで定義されているEvent.observeを使って関数を登録します。引数は最初に対象となるオブジェクトを渡すところ以外はaddEventListenerと同じです。IE6とFirefox1.0.7で動作することを確認しました。
IEと、Firefoxでは関数の実行順が逆になってましたが、DOM Level2でもイベントの実行順は定義されてないことと、そもそも実行順に結果が依存するような関数はひとつにまとめておくべきだと思うので、これは問題にならなそうです。
prototypeにはこれ以外にもまだまだ知らない便利な関数、クラスがたくさんありそうです。prototype恐るべし。
やりました!できました!
返信削除あれ、2005年09月30日の記事。。
えっ、そんな前の技術やったんや。
今まで知らなかった。。恥ずかしい。
もしかして時代遅れの技術なのかなぁ。。