2005年10月3日月曜日

MT3.2をapacheのハンドラとして動かす

MT3.2のユーザーインターフェースが秀逸だと聞いて、どうしても見たくなり、hori-uchi.comのMTを3.2へバージョンアップしてみました。


すると、数回アクセスすると、502 Proxy Errorが出るように。。

hori-uchi.comはフロントにApache2.0を置きここでhtmlなどの静的なコンテンツを処理し、バックエンドのapache1.3+mod_perlでApache::Registryを使ったCGIのエミュレート環境でMovableTypeを動かしています。
バックエンドへのリクエストの受け渡しはmod_proxyを使って行っています。

この構成の構築方法は
Techknow Movable Type: Apache 2.0 mod_proxy によるリバース・プロキシの構築
に詳しく解説されています。


502のエラーが出たときのapacheのログを見ると、バックエンドは正常にレスポンスを返していますが、それを受け取るフロントがおかしなレスポンスだと判断し、502をクライアントに返しているようです。


そこで「MT3.2 mod_perl」でググってみると次のようなエントリが見つかりました。

Movable Type 3.2 User Manual: Running Movable Type With mod_perl

MT3.2のマニュアルの一部です。
内容はMT3.2をmod_perlで動かして高速化ってな話ですが、MTをapacheのハンドラとして動かしてより高速化するという内容まで書いてあります。
apacheのハンドラとして動かせばApache::Registryを使ったCGIのエミュレート環境より高速に動きますし、これで502のエラーもなくなるかもと思い、早速実践。


上記エントリの内容をそのまま実践しました。ただ一点、mt.cfgのCGIPathは
http://my.server.com/mt/でなく、http://my.server.com/mt/appにする必要がありました。

訂正:上記マニュアルの内容に加えて、mt.cfgに
>

AdminScript app
<
の一行を追加する必要がありました。


設定を完了し、apacheを再起動すると、MTの動作が高速なったうえ、502のProxyErrorもでなくなりました。めでたしめでたし。

でもなんでProxyErrorが出たのか納得のいく答えがわからず、ちょっと消化不良ぎみ。。

2 件のコメント:

  1. はじめまして。自分も同じ症状で悩んで同じ解決方法をとりました(同じ症状の方がいて少しほっとしたり…)。ハンドラで実行するのがすごく快適なので困っているわけではないですが、やはり同じく消化不良な感じです…。

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  2. 僕も自分だけの症状だと思っていたので、同じ症状の方がいてほっとしましたw
    うーん、でもなんでだろう。。親プロセスの共有メモリの部分にモジュールが格納されているかどうかの違いかななんて適当なことを思ってみたり。。

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