2005年6月9日木曜日

SledgeによるWebアプリケーションフレームワーク入門

[ThinkIT] 第1回:Webアプリケーションフレームワークとは (1/4)
SledgeによるWebアプリケーションフレームワーク入門という連載がThinkITでスタートしたようです。
Sledgeは使いこなせればすごく便利なフレームワークだと思いますが、ドキュメントが少ないので、さぁフレームワークを導入しようとなったときにちょっと手を出しにくいなのかなぁって気がします。
なので、こういうわかりやすい記事が出てくるのはいいですねー。

僕の会社でもフレームワークを導入して結構たちますが、最近思うのはフレームワークだけ導入しても、その本来の目的である「工数の削減」「品質の均一化」「メンテナンス性の向上」を達成するのは難しいということです。フレームワークを利用してもその上でどういうコードを書くのかという規則、つまりその会社のコーディング規約のようなものがきちんとできていないと、結局品質のばらつきはでますし、メンテナンスも容易でなくなるんですよね。
かといってコーディング規約を文章でまとめておいても、それをすべて頭にたたき込むってのは結構しんどい作業だと思うし、結局誰も規約に目を通してなくて、うまくいかないなんてことになりがちです。
そこで登場するのがペアプログラミング。少し前に、はてなの伊藤さんとお話したときに、はてなでは新しく入社したらまずペアプログラミングをして、はてなフレームワークの使い方と、はてな的な実装方法を教え込むのだといっておられました。コーディング規約を頭で覚えるのでなくて、ペアプログラミングによって体で覚える。ペアプログラミングなんてやっている余裕はないなんて思いがちですが長い目で見ると、工数削減、品質、メンテナンス性向上するためには、遠回りのようでこれが一番いい方法なのかもしれませんね。


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